876出版局ブログだより

同人活動のおしらせをメインに発信します。原則月1回くらいで更新しようかと思っています。

よけいなことでも(3)てこずった愛&DS

さて、最後になります『愛はムードメーカー』のことを。

実はずいぶん苦しんで書きました。どうしても落としてはいけないのは愛とその母である
舞との関係です。このふたりを永遠のライバルとして書いている方もいらっしゃいますが、
わたしはちょっと違って、ライバルはライバルだけど、愛の母である舞は愛の一番の理解者
だという感じで書きたかったんです。

ところが、話を書き進めるうちに前2作にはなかった、書けない状況に陥ってしまいました。
どうあっても話のつづきが思い浮かばす、一時期もう未完にしようかと考えたこともありま
す。

そんなわたしを励ましてくれたのは、よく行くミニストップに張られていた愛の声帯担当、
戸松遥さんのポスターでした。このころ、とまっちゃんがアルバムをリリースすることにな
ミニストップやローソンに告知ポスターが張られていたんですね。なにげなく彼女の笑顔
を見ていたら、どうして書くのをやめようと思うの? 最後まで仕上げなさいよ!

そう言われてるような気がしました。で、愛のことはひとまず置いて、ディアリースターズ
のことを書くことにしました。なぜこのトリオが生まれたかということを、わたしなりに考
えて書くことにしたんです。そうすると愛と舞の関係がすっとして、完結されることができ
ました。とまっちゃん、ありがとう! ってこの場を借りて言わせてもらいます。

なんだかんだ言いつつ、三部作ができあがりました。なおこれは発行予定のペーパーに再録
する予定にしていますので、会場などでお手に取られたらお読みになってください。