876出版局ブログだより

同人活動のおしらせをメインに発信します。原則月1回くらいで更新しようかと思っています。

よけいなことでも(1)りょうゆめのこと

今回の小説のこぼれ話でも書いてみます。まずは『ふたりのこれから』からいきましょう。

もともと涼を小説のネタにしようかなと思っていました。Mマスに涼が加わることになり、
これはいい機会だと思っていたわけです。しかし涼だけではふくらみに欠ける、そう思った
わたしがつぎに目をつけたのが夢子だったというわけです。

876所属アイドルでりょうゆめというのは、王道のカップリング(ただし夢子は876プロ所
属ではありませんが)。ということでことしの元日書いてpixivにアップしたのが、この小説
の1章にあたります。本来はこれでやめようかと思っていたのですが、意外に反響―といい
ましてもあまりびっくりするほどでもありませんがーがあり、続編を書いていったわけです。

涼はまあ公式でも設定が決まっていたのでまだいいのですが、困ったのは夢子。ライバルキ
ャラということでそれほど設定が決まっていません。でもそうなりゃこっちで決めるまでよ、
ということで夢子の設定をつくることにしました。ライバルでもあるけれど、気心も知れた
ふたり。このふたりが活躍するためには展開上夢子を最終的に876プロ所属にする必要があったわけです。

あと、夢子の苦闘はわたしの大学卒業間近の実体験をなぞっています。身の落ちつけ先が決
まらないというのは23年前のわたしの姿そのものでもあったわけですね。書いているうちに
だんだん夢子に感情移入していったのはそのためかもしれません。

以上、1作目のことを書いてみました。

次回は2作目のことを書いてみますね。